介護の後に来る看取り そして 見逝り・・・
先週木曜日 信託銀行から 弊社のお客様窓口に入電
信託銀行の担当者の連絡先と 業務報告の様なレポート
Z様のお支払い手続き 即時〇〇をして下さい
信託銀行が お客様飛び越えてワタシに指示? 何故?
信託銀行の前に、Z様に真偽の確認！と思うものの合点がいかない
Z様がご他界されたのは8月末となっている
Z様の奥様にワタシがご連絡をしたのは9月の初旬 その時には奥様は何もおっしゃらなかった
奥様と連絡がとれたのは土曜日の午前中
『家族だけで見逝りました 誰にもどこにもお知らせしてません』
って・・・ご家族だけで見逝られたんですね
よろしいと思いますよ・・・
だけど、だけどですね 誰にも どこにも知らせないって それって それって
周囲は本当に混乱する しますよ～(OvO)
『お知らせ』をしていただければ ご遺志、ご遺族の気持ちに沿った対応も出来る
ご遺族が ご連絡の際に 香典 献花 供物の類を一切ご辞退 と仰って下されば 会社の方もそれを尊重する
高齢化社会 最近はその傾向が多いに違いない
Z様 陸軍幼年学校 帝国大学をお出になられて日本を代表する企業に勤務、最後は関連会社の要職に着かれた
改めて 信託銀行に連絡すると 担当者曰く
『お嬢様がそのまま未亡人になられた』
印鑑登録のお手続きからお手伝いをしておいでだとの事だった エライっ！(◎_◎;)
母セツ子81 も 実印を持っていなかった
家を買う 不動産を売買する と言った法律行為を経験していない女性は印鑑登録の必要が無かったのか 実印を持たない人いらっしゃる
印鑑廃止が叫ばれて久しいが 法律行為ではまだまだ印鑑が必要だ
相続の時には 実印が必要になる可能性 大だ
常識的にとか、ふつうは という言葉を多用するのは問題があるが 冠婚葬祭はそういった評され方をすることが多い
Z様の奥様はお嬢様 お子様は白い巨塔で研究職 もう御一方は遠方にお住まいのセレブ
Z家の冠婚葬祭 常識の窓口、浮世の義理は80歳を超えた主が仕切っていたのかもしれない
ご遺族を非難しているのではない ひょっとしたら企業勤務者の持つ感覚というのは希薄かもしれないなぁとは感じたけれど……
最後にご勤務された関連企業にお知らせすると
『聞いてないよぉ～』とダチョウ倶楽部状態
本来なら〇〇の××部かOB会に遺族が連絡するんだよ
ウチの会社にはそこから連絡入るようになってるんだ
いやぁ 助かったよ ありがとう・・・ と言われてホッ
奥様に『申し訳ございませんが 最後のご勤務先にご確認のご報告入れてしまいました』と 故人情報を漏らしてしまった?事を謝罪した
ご遺族も 内密にしたいとか お付き合いを断ちたいと考えていらっしゃるのではなく、周囲にご迷惑をかけたくない とお考えのご様子
しかし、企業年金の停止手続きとかもあるだろう・・・
それは早急にご連絡が必要だと思いはしたものの上手い言葉が見つからなかった
葬儀の形はそれぞれだ 家族葬 大いに結構だ
葬儀の形は本人とご家族が考えれば良い
だけど、人間は家族だけとつながっているわけではない
そんな当たり前のことを考えないとひずみが出てくる
Z様 立派な方だった 盛大な葬儀など必要ない
だげとなぁ・・ と 少し残念な気持ちがよぎる
人間は必ず死ぬ・・・ 日記の最期にかかれている予定をどう締めるか 決めておくに越したことはない
終わりよければ すべてよし っていうじゃない?
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