★★ 母セツ子(82) 100歳まで 6439日 ★★
東北では恍惚の境地に入った人を二度童子(わらし)と呼んだと言う
無垢な童子に戻って、もう一度新たな人生を生きる
長い人生をひた走り、辛酸をなめ それぞれに足跡を残してきた人が最期に帰る境地が 幼児と同じ・・・
それは 認知症の典型例の一つだと言う
『はい あーーんして』『ごっくんしようね 』
病院でいたたまれなくなる光景のひとつは、医療関係者が行為者に赤ちゃん言葉で接している場面である 《日経新聞 春秋》
なるほど 文字で読むとそのとおりだと思いもするが
『口を大きく開けてください』
『飲み込んでください』 と 言う事で高齢者の尊厳が保たれるのだろうか?
政府が 認知症高齢者と『予防』『共生』を唱えても、まだまだ社会は戸惑い 誰もがたじろいている
認知症がすすんでも、さまざまな感情は心を離れない・・・・
かつて、身内に患者を持って知らされたことである
この件は コラムの筆者の言葉に私も同感だ
些細な言葉や ちょっとした態度に怯えて涙ぐむ母セツ子(82)
時間が来て帰るヘルパーさんを 寂しがって離さない
小さな子供にもどってしまったかのような行動をする
二度童子 セツ子もそうかもしれない
それでもセツ子は ワタシを娘だと認識している
はい 食べてね~ 洋服着替えてね~ お風呂にはいってね~ はい 早くして!!
幼児語は使ってはいないけれど 時に小学生並に扱ってる・・・かもしれない
老親を尊重しているか?と 問われたら自信はない
しかし 愛情は伝わっている と 信じたい気持ちだ
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