★★ 母セツ子(82) 100歳まで 6425日 ★★
記録的豪雨 のニュースに怯えながら新幹線に乗った
名古屋を過ぎたあたりから 水嵩の増した川が目に入る
鹿児島にいる 知人に連絡した
小さなお子様のいらっしゃる方は さぞかし怖かっただろう
新幹線ニュースが流れる……
鹿児島県の曽於(そお)市大隅町では4日早朝、民家1棟が土砂崩れに巻き込まれているのが見つかった。一人暮らしの高齢女性と連絡が取れず消防などが捜索している
2019年7月4日12時23分
残念ながら、ご遺体が発見されたご様子だ
会社を勤めあげ 郷里 鹿児島と関東を行ったり来たりしていらっしゃる方にLINEした
都会でなく 自然の中で聞く大雨の音
山も木も土も 日頃の優しさをかなぐり捨て 襲い掛かってくる様に聞こえるかもしれない
田舎に実家のあるワタシ なんとなく理解出来る
朝のワイドショー 警戒警報に応じず 1人 床上浸水した家に残る祖母(83)を 避難所から迎えに行く孫
膝上まで 濁流に浸かりながら 道無き道を歩いて 祖母の家に迎えに行く孫の姿
何が その高齢女性を 危険な家に縛り付けるのだろう
昨年他界した 夫の位牌か? 数十年の思い出か?
もし、母セツ子(82)なら引き摺ってでも避難所に連れていく
ワタシなら 殴ってしまうかもしない
母に生きて欲しい 周囲にも迷惑をかけたくない
っていうのは 被災した事も 避難した経験もないからだろうか?
・・・ワタシはまだ人生100年の半分のところにいる
生きる事が当たり前に思えるワタシ
ワタシの生存欲が 危険な場所から避難しない事は 生命を危険にさらそうとしている様で 80歳を超えたヒトの諦念を否定してしまう
避難所より 愛する人がいる天国……
高齢者の中には、いや 疲れてしまうと 人間はそう思う事もあるかもしれない
だけど、天国って 新幹線で直行出来るわけじゃないよ
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