★★ 母セツ子(82) 100歳まで 6376日 ★★
先月末人間ドックで胸にしこりがあると言われた知人
乳癌だった 左胸に1センチ大の癌があると言う
毎年 婦人科検診 受信していたそうだ
乳腺外科で検査した事は有りませんか? と 大学病院で聞かれたという
乳がん ＝ 婦人科 だと思っていたけれど 違うのかしらん・・・(・_・;)
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彼女はセカンドオピニオンについて色々考えていた
毎年診て貰っていた婦人科に行ってみたそうだ
『どうして去年見つからなかったんでしょうか?』
先生はうーーーーーん とも ふーーーーーむともつかない声を喉の奥からもらし モゴモゴ言っていたと言う
まぁ ラチあかないわよね〜
責める気持ち以上に 今まで診てくれた医師の考えを聞きたかったけれど、彼女はそれをうまく伝えられなかったという
セカンドオピニオンでなくて次に診てもらう医師は彼女にとってサードオピニオンになるのだ
それを考えるだけで面倒くさくて億劫になってしまうと言う彼女の気持ち 判らなくもない
まず、ファーストオピニオンを十分に聞き 自分の病状を理解する
セカンドオピニオンをなぜ聞きたいのか、自分自身の気持ちを整理
現在の担当医にそれを相談し、迷いや懸念が解消し、セカンドオピニオンを聞かないという選択に至る事もあるだろう
面倒だから 億劫だから 今の先生に申し訳ないからとその機会を逸してしまう事の無いようにしたいと ワタシ自身は考えている
彼女が母上に癌のことを話したら絶句されたと言う
翌日、母上は携帯電話をスマホ 機種変更していらした
アナタが元気になるまでお母さんは死ねないわ
そう言って 母上は 美容院でベリーショートにしていらしたと言う
治療で 私の髪が抜けたら可哀想だから って言うのよ
トボけた事言ってるわよね 髪が抜けるのなんてまだまだ先の事なのにさぁ
でも、親って 本当に有り難いよね
彼女 最後にそう締めくくった
癌は初期だと言う 手術は 来月だ 祈ってるよ
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