★★ 母セツ子(83) 100歳まで 5911日 ★★
アメリカ という国がそれほど自由でも平等でもないという事を ワタシの周囲の多くの人は語る まぁそのとおりだろう
しかし文句なしに立派な人は確かにいる
RBG ルース・ベイダー・ギンズバーグ
彼女の法曹界にデビューは 介護問題 が切り口だった事を知った
女性が時代を動かした実話『ビリーブ 未来への大逆転』は、彼女を支えた夫にも注目したい作品です。 | News | Pen Online
1970年 今から50年前のアメリカ
働きながら 自宅で母親を介護するために、看護士を雇うことにした独身男性
チャールズ・モリッツ氏
介護に関する所得控除 は、女性、妻と死別した男性、離婚した男性、妻が障害を抱えている男性、妻が入院している男性に限られる
つまり、独身男性には 認められないのだ
彼から 介護の経験を問われた彼女は YES と 応える
娘が2歳の時 夫が癌になり闘病を支えながらロースクールに通っていた伏線
認知症と思しきモリッツ氏の母は大声で叫びながらクロスワードパズルをといている
当時アメリカでも 女性は家の中で家事や育児に従属するのが当然で
高齢の親 を 男性が介護するという考えがなかった
そのために モリッツ氏には介護のための所得補助が認められないという逆差別
モリッツ氏は 脱税の汚名を着せられそうになってしまう
高齢家族を持つ誰にとっても介護は大きな問題である現在
男性が介護することは 珍しい事ではない
しかし 50年前は違ったのだろう 容易に想像がつく
法律を作った男性は 家で親を介護する男性を想像できなかった
性差別反対運動の旗手として急先鋒に立つことなく 細心の注意を払い
目的に向かっていく姿
裁判では 真実の力と普遍性をもった言葉が続く
この訴訟の目的は 権利拡張や不平等の解消以前に
家の外で働く介護者を援助する事です
外で働く介護者 ワタシの事??? キャーーーーッ
控訴裁判所は全員一致で前判決を破棄し、独身男性にも 介護費用の控除を認めた
若々しく富める偉大な国として世界をリードしてきたアメリカ
65歳以上は割合は総人口の12.4%(3730万人)、 75歳以上は6.1%(1830万人)
日本のそれを大きく下回るが ベビーブーマー世代を焦点に問題は高まりつつある
と 多くのところで目にする
RBGは 昨年 87歳で死去するまで最高判事の座にとどまり続けた
晩年 と言う言葉の持つイメージが似つかわしくないように感じるほど
強い影響力と光を放ち続けたように思う
2度の癌と闘いながら 明晰な頭脳を持ち続け惜しみなく使い続けた彼女
年をとる事は エネルギーが枯渇し薄れて小さくなっていくと考えがち
多くの いや 殆どんの人はそうなのだけれど 介護とは無縁の老いの
姿は 若く力強く美しい姿以上に人を魅了し輝き続ける・・・
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