★★ 母セツ子(83) 100歳まで 5850日 ★★
2011 年 3月11日 2時46分
当時82歳だった 亡父は地元でゴルフプレイ中
みんな腰抜かしてたけど お父さんは立ってたよ
つまらない自慢をしていた クラブを杖代わりにしていたのだろう
長い揺れがおさまった直後に ツレ 実家 義母に電話
そして 義姉にはメールした
お義姉さん 今夜はウチに泊ってください
義姉は品川のオフィスから 歩いて我が家にやってきた
電車は停まり 電話は不通 ようやく開通した地下鉄でワタシが帰宅したのは深夜1:00AMだった
ツレと義姉 2人でワタシを待っていてくれた
義姉が最初に発した言葉
ユウ子さん メイク落とし貸して!
( *´艸`) ( *´艸`) ( *´艸`) ( *´艸`) ( *´艸`)
日曜日に 両親の安否確認に 電車を乗りつぎ 普段の倍以上の時間をかけて帰省
両親が2人揃っている姿を どうしても見たかったのだ
そして 東京に戻り地元ボランティアに参加した
🔴高齢者世帯訪問 被害の有無の確認
🔴飲料水 保存食の配布 ヘルメット貸与
3.11以後 連絡がとれない家族がいるかをチェック
そして 災害用伝言ダイヤル登録をして回った
お伺いしたお宅の高齢者からサインを頂き 伝言ダイヤル設定の記録を記入 それでボランティアは完了
その後 再見回りの前の勉強会で寄せられた声を確認
🔴ヘルメットをもっと欲しい 🔴カレーでない食べ物を欲しい 🔴寒いのでカイロが欲しい etc
そして…… 役所のヒトが笑いながら言ったのは
変な女が来て 電話に何かして行ったわーと、役所に問い合わせが来たとの事
ご高齢者には こう言う事がありますけれど 気にしないで 頑張りましょう
くーーーっ ワタシの事かぁ?
気にするよっ!
高齢者の難しさ(?)を 知らされた初めての経験だったかもしれない
10年も経たずに 自分の母が 3分前の事を忘れてしまう様になるとは思いもよらなかった
本を読み 達筆で 判らないカタカナが出てくるたびにカタカナ辞典をひいた母セツ子
身体を動かすのが大好きだった母セツ子が 認知症になるとは想像しなかった
10年経ったのだなぁ
2011年…… お花見を楽しんだか 記憶は無い
今年は出来るかなぁ
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