★★ 母セツ子(86) 100歳まで 5035日 ★★
さて これは 何でしょう?
はい これは 骨壺です!!!
先週 月島をブラブラした際に チラッと覗いたお店
オーナーさんが こうして アピールして下さった
名入れも 出来るんですよーー
大変お洒落だったマネージャーさんが 白い普通の骨壺におさめられたことにショックを受けられた黒柳徹子さん
自分好みの骨壺を用意なさった
父と 水上勉さんの 骨壺展 に 行ったことを思い出した
当時父はまだ60代 ワタシも独身だった
御贔屓の作家は多かったけれど 何と言っても水上勉さんがダントツに好きだった
その作風は、子供のワタシには辛気臭かったり 情念的過ぎたけれど 今なら判る
今や大女優と言われる人が 若き日に競って主演
映像化された作品の多くが名作で 文学的香気が漂っている
渡辺淳一の作品に黒木瞳が主演したのとは ちょっと違うのよ・・・
父は 水上氏の恵まれているとは言えない生い立ち や
失敗した結婚の経験にシンパシーを感じていたのだと思う
骨壺を見つめながら
いいなぁ あれに入りたいなぁ と 言う父に
縁起でもない やめてよーーー と 笑ったワタシ
パッと買ってプレゼントするには 値の張るものだった…
父の御骨をずっと家に置いているワタシ
墓も建てないのなら 好みの骨壺を買ってやればよかった
死んだ人の棲家がお墓なら 骨壺はベット?
気に入った寝具を選ぶみたいな感覚かしら?
お墓を建て直す 移す という事は最近よく聞くけれど
骨壺リニューアル って 聞かない
ワタシなりに父にしてきたことはあったつもりだけれど
もっともっと出来た事があった
改めてそう感じる
6月は父の日があるのだ…
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