★★ 母セツ子(87) 100歳まで 4589日 ★★
朝PC を開けると アンケート着信
仕事と介護の両立ってねぇ?
介護離職者を止めたいと 国も企業も真剣だ
しかし これと言った決定打はないように思う
母を介護 要介護3と入力
母とワタシの住まいの距離
1~3時間未満
Uさんは 3時間未満 ギリ?
Y君は飛行機だから3時間以上だろうなぁ
ワタシの母は単身で 自宅で生活
このアンケート 介護実態についての確認で、深刻さは測れない
一人暮らしと言っても 戸建てか マンションか?
隣近所との親交の有無 病院に通っているか?
介護認定だけでなく、認知症の有無 歩行が可能か?で介護者の負担は大きく異なる
肝心な経済状況に対するアンケートもない
介護家族本人の年金や貯金で生活を賄えているのか
これ何にも勝る大きな問題だと思う
介護には お金がかかる
その事を論じないことには 問題解決にはならない
必要なのは介護の手だけではない
経済的な問題で 今の仕事を続けるより 自分が専業介護人になることを余儀なくされる場合もある……
セツ子の朝は 早い
すぐに食事する
セツ子はデイサービスが好き
行かない日も着替えて準備している
お昼前には ベテランヘルパーTさんが来て
クローゼットで セツ子の持っていく 着替えをまとめてくれる
食事の用意 水分補給・・・ 冷風機をチェックして
ゴミをまとめて出してくれる
セツ子は手紙を読んている
この手紙は学生時代のお友達からのもの
夏祭りに参加した日の写真を載せたハガキへの返信
お元気そうで羨ましい と 書いてきてくれる
当のセツ子には 自分が何を書いたか覚えていない
そして 夕方・・・セツ子は雨戸を閉める
夕飯を食べ終え また手紙を読みだす
何度読んでも、初めての手紙なのだ
認知症って こういう事…
そして 就寝
携帯とラジオを持っておやすみ
セツ子が休んだのを確認して ワタシは防犯スイッチを入れる
外部侵入にブザーが鳴る…
寝ぼけて徘徊することになったら どんなに大変だろう
出来ることはとりあえずしている
ワタシに出来ないのは 優しい気持ちになって労わってやる事だ
それは 何よりも難しい
アンケートにその項目はない
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