★★ 母セツ子(87) 100歳まで 4508日 ★★
喪中ハガキが舞い込む季節
95歳・・・天寿を全う うんうん そうだね
先週 年賀状を購入した
63円が85円になった
年賀状・・・
今年はどんなものにしようかな?
年賀状をおやめになる方も増えていらした 気持ちは判る
セツ子さん お元気そう・・・と お友達が
思ってくださったら85円の価値はある と思う
これからまだ1ケ月 喪中ハガキがくるだろうなぁ
夫も私も自分の事で人を煩わせるのが、
昔から好きではなかった
そうでなくても、生きていた時にいろいろと
迷惑をかけている
その意味での感謝は深い
その上死んでまで、忙しい人を呼び出すのは
私たちの好みではなかった -----中略-----
自宅での葬儀を終えると 私たちは夫がよく行っていた
近くの中華料理屋さんに歩いて移動し 会食した
ご主人は当然今日も夫がいると思っていたらしいが
その晩は姿が見えないので私に尋ねた
「今日 先生は来ないのかね」
「昨日死んじゃったんです」
その時の中華料理屋さんのご主人の 凍り付いたような
表情が気の毒だったと同席した友達の一人が言うのである
図書館に行って もう一冊借りようかなと思うときには曽野綾子さんを選ぶことが多い
聡明で頭がよく美しい 才女とうたわれた曽野さん
クリスチャンとしても有名だ
人間には生きる権利があり 同時に死ぬ義務も果たさねばならないという事 をさらーっと教えてくれる
一人の人間が 生の盛りを味わう幸せな時には、死は永遠のかなたにあるように見える
しかしその同じ人が 必ず生涯の深い黄昏に入っていく時期があるのだ
それでこそ、たぶん人生は完熟し、完成し、完結するのだ
だから 人は「さみしさ」を味わわなくてはならないのだ
・・・・どう こんな言葉 言えないでしょう?
年賀状には さみしさを紛らわす効果もあるかな?と思うワタシ
さぁ来年の手帳を買わなくては! と チェックをすると
愛用していた手帳 発刊終了 うーーーーん!!!!
年賀状、お葬式 そして 手帳もなくなる
うーーん さみしい…
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