★★ 母セツ子(89) 100歳まで 3922日 ★★
同僚がクライアント先から戻り 席に着くなり電話が
鳴った
どうしたの? とうしたの?
高齢のご両親と同居介護をしている彼女
対応しているのは父上か 母上か?

食べたでしょう?
さっき 食べたよ うんうん
どうしたの お腹空いちゃったの?
優しい声で 対応している ワタシとは違う

しかし、どんどん声が大きくなっていく
うんうん だけどね
ちゃんと食べたはずよ
そう言いながら 席を立ち 移動していった

たしか 父上は91歳 母上はセツ子と同い年89歳・・・
母上は病身でいらっしゃるけれど意識はしっかり
つまりセツ子とは真逆 しかし介護度は同じく要介護3
父上は 運転こそしないけれど 免許返納はしていらっしゃらない
何かの時に車がないと不便だから・・・ と仰るという
もう誰も運転しない自動車の税金や車検 保険も支払っていると聞いたのは昨年末の事
席に戻ってきた彼女に声をかけた
何? お昼 食べてない って 言ってるの?
うん 違うの 食べたのよ
ヘルパーさんが 家を出る時に
ご飯 トイレ済みました って報告貰ってるからね
お父様は 今日はお出かけなの?
違うのよ 父が 母さんが食べてない 食べてないって言ってる どうしよう って 言って来たのよ・・・・

お母さまは ハッキリしてたわよね
うん・・・だけど 始まっちゃったかな
・・・・・
まぁ とにかく 仕事大丈夫なら帰ったら?
お父様も パニックになってたら また
電話かかってくるんじゃないの?
ありがとう そうさせて貰うわ

ワタシはお礼を言われることなどしていない
ハッキリしているが故に 強い意志でデイサービスや
ショートステイの利用を拒む高齢者も少なくないと思う
昼夜逆転 や 物忘れ は 高齢者にありがちなことだ
どうぞ 彼女が今日は出社できますように・・・
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