★★ 母セツ子(88) 100歳まで 4317日 ★★
日曜日の朝 従姉妹Eから 連絡が入る
K姉さんが セツ子のところにやってくる
カメラを覗くと もう2人してお茶を飲んでる
一時間たっても御茶菓子も出してない
失敗したな・・・・
一回分の御茶受けを用意しておけばよかった
ストックはあるけれど セツ子にお菓子の場所を教えたくない
まぁ なんだかんだ と楽しそう
共通の親戚のワルグチを言い合ってる
K姉さんは要介護2 73歳
介護の仕事をしていた経験がある
今もデイサービスにはお手伝いにいく気分
だから 入浴のサービスは受けてこない
今日は疲れちゃったわー
そろそろ身体がキツイから 仕事辞めようかしら と 漏らすという
疲れるのは判るけれど 今 辞めたら デイサービスも
困るんじゃないの?
と言ってEは宥めている
笑えない・・・
従姉妹Eは氷河期世代ドンピシャ
やはり老後の不安はあるようだ
転職の経験もある・・・
まぁ 自宅はあるのが安心といえば安心ではある
同居介護をしている理由はそこにもあるのだ
米問題 年金問題と 話題になっている
非正規の職種が長く将来の年金額が少ない事も社会問題として取り上げられている
このままでは自分の老後はおろか 子供の教育費もどうにもならない
不運であることが将来の不安の種となり 海外に出稼ぎに行く予定
日本人のメンタリティが変わって来たと思った
昭和の終わりから日本には 様々な国から仕事を求める人がやって来た
建築現場、厨房、夜のオシゴト・・・
地方都市の工場にもいらっしゃるだろう
今やコンビニで 外国人就労者を見ない日は無いし 介護現場もそうだと聞く
外国人が日本に働きに来ていた主な理由は 人手不足 高い給与水準 治安の良さ スキルアップ⁈
ワタシは 偏見を持たない!と 主張したいけれど 年をとるごとに自分の狭量さを感じている
職業に貴賤は無いと思いつつも 憧れる職業と忌避したくなる仕事があるのを認める
ワタシより下の世代の日本人が、国内より 海外就労に魅力を感じたら日本はどうなっていくだろう
少ない年金をアテにはできないから海外で働く
そう考える人間もいても不思議はない
ワタシに出来ることは 自分の家族の面倒をみる事だ
しかし、それが出来ない人たちが居る……
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