★★ 母セツ子(83) 100歳まで 6018日 ★★
食べていいよ と許可が出て 焼き芋をガツガツ食べだした母セツ子(83)
Mr.H 仕事のデンワが入った様子
セツ子 ピッチがあがる やめられない とまらない状態
ワタシ 見守りカメラのマイクで怒鳴る!
芋をしまいなさーい !
天の声!? が 聞こえたのか セツ子 手が止まる
言っていて 自分でも笑っちゃうよね
芋をしまいなさーい
こういう使い方が出来るのは セツ子が認知症だからだと思う
認知症で無かったら カメラのマイクに怒るだろう
セツ子 諦めたらしく手を止めて 焼き芋を 仕舞う
名残惜し気な様子が 伝わってくる
Mr.H セツ子にドレッシングをつくるお手伝いをさせる
この 袋をグルグル回すんだよ
大丈夫 出来る 出来る
セツ子 張り切り過ぎて自分に顔面パンチ
セツ子は Mr.Hに 遊んでもらうのが大好き❤
じゃれつかれながらも 料理はドンドン作られていく
炊きたてのご飯を お茶碗によそってもらう
こう言うのって 本当に嬉しい・・・
一時間でお料理を5品 後片付けも完璧
ご飯を一回分ずつタッバに入れてくれる
これが プロの仕事なのだ
セツ子 わき目も振らずに ガツガツ ガツガツ
どんなにお腹が空いていても 仕事をしている人の前で一人で食べたりしない
何かが過剰になり 何かが欠落していく
これが 認知症と言う病なのだと思う
12:00P.M. Mr.H 次の利用者さんのところに向かう
さすがの セツ子も 箸を止める
いつものように 見送りするセツ子
すぐに 戻って来て 立ち食いしてる
認知症と言う病は 歓迎出来ないし進行してほしくない
はっきりしたアタマで寂しい～寂しい～と言われたり
身体が効かなくて痛い痛い と 泣かれるのはどれほど辛いだろう
…と 自分勝手に想像した 今年の敬老の日
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