★★ 母セツ子(86) 100歳まで 5134日 ★★
ついに 同級生が介護認定!!!
特定疾病に該当
発病は4.5年前 コロナ禍で治療が捗らず 一昨年から入院を数回繰り返した
病状が悪化、障がい年金を受給しながら介護認定を申請して要介護2
いやぁ 本当に驚いた
介護を受ける事になったN君
一時、毎週の様に六本木で遊んでいた
N君の事を伝えてきた友人は 見舞いどうする？と声をかけてきたのだ
N君は証券会社に就職……
バブルがはじけて退職
その後 新橋駅前でばったり‼︎
その時はポケットティッシュを配っていた
数年前には中国ファンドを買えよ 10万円持ってこい
◯◯株を買え 100万円だせるか？と言っていたN君
証券マンとして 同級生の中では突出して稼いでいたと思う
サカイゴ 金無いだろ？
貸してやるから免許証持ってこいよ！
Nはサラ金に転職していたのだ
かつては同じスタートラインにいた同級生
公平や平等というのは幻想だと 社会人になると気づく
実際は学生時代から生まれていた差は 30歳になる前に更に広がっていく
ハンディを跳ね除け 努力で追い越す強者もいる
40代で巻き返しもあるだろう
そして50代でドンデン返し…
病気や事故 近しい肉親家族を失ったり 不和と言う不運や不幸も襲ってくるのもワタシたちの世代だ
ささやかな成功と失敗
そして自分が手にした物の多寡にある者は発奮し ある者は諦める
それが５０代という年齢だ
やみくもに前向きにはなれない
しかし後ろ向きになってもいけない
100年時代 先はまだ長い…
周囲を見回しながらも 一番みつめなくてはならないのは
自分の心
一足早く 老いの階段を上った友人
20代から競争してきて これからはゆっくり……なんて思っていたら、今度は誰がボケちゃうかって戦々恐々となるのかなぁ
アイツよりボケたくない って歳をとっても思うのかなぁ
と 友人はため息をついた
このザラっとした気持ち… 上手く説明できない
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