★★ 母セツ子(84) 100歳まで 5447日 ★★
俳優の柳生博さんの訃報・・・
母セツ子(85)が この人と同い年なの!という一人だった
ナイスミドル と 言われ出した当初
えーーーーっ ? と 吹き出しそうな気がした
学園ドラマで 教頭先生に揉み手ですり寄っていく嫌味な教務主任
腰ぎんちゃくぶりが印象に強かったからだ
俳優業より 司会やナレーターの仕事が増えていらした
担当された番組は長寿番組となり 生き物地球紀行は ワタシも楽しんだ
柳生博さんは セルフプロデュースに長けていらした⁉︎
人間は誰でも こうありたい という姿がある
その姿に近づくために努力を重ねる人、力尽きる人
柳生さんは 実力や運だけでなく、努力されたのだろう
東京と山梨の二元生活の実現は、豊かな生き方のお手本の様に見えた
白洲次郎みたいなカントリージェントルマン?
晩年にはご長男を47歳という若さで亡くされる不幸
ご長男が、がんを発症されたショックでふさぎ込むようになった奥様
通常の認知症では起きないような 不可解な行動を起こすようになったことから病名が判明した
解離性健忘
強いストレスやトラウマがキッカケで、過去の出来事を思い出せなくなる障害
『認知症』と『解離性健忘』
母セツ子(85) は 認知症の他に病気はない・・と思う
だから こうして 遠隔介護を続けられるワタシ
特別養護老人ホームに入所された柳生さんの奥様
環境を変え 辛いことを感じずに機嫌よく暮らす奥様を、
ご長男の葬儀には参列させなかった家族の判断
息子の死と妻の認知症
悲しみは続くけれど 涙で暮らしているわけではないと語られた
15年間務めた日本野鳥の会の会長
80歳になったら辞める 頭が元気なうちに、ぼける前にと繰り返し語り実行された
病院に入院せずに在宅医療を受けられて 穏やかな最期だったと御子息は語る 天晴れ!!
ご冥福をお祈りする
ね? 最後の最後まで見事なセルフプロデュース
こんな人間になりたい こんな人と見られたい・・・
こんなワタシでも思う姿がある 恥ずかしくて言えないけれど☺️
81歳になられた奥様
ご主人が亡くなられた事を理解されているのだろうか…
どんなに強く願っても 認知症になってしまうと様々な記憶もすっ飛んでしまう
努力してプロデュースした姿も人格崩壊に見えてしまう事もあるだろう
なんとも虚しい…
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