★★ 母セツ子(84) 100歳まで 5446日 ★★
ネコのソックス
そして 麻雀牌の根付け
着物の先生(86) 脊柱管狭窄症の手術で入院
そろそろ退院される頃かな? と お見舞いにささやかなプレゼント
リハビリに大好きなネコのソックスを履いてください
早く 麻雀が出来るように頑張ってください という気持ちを込めた
退院のお電話を頂戴した際 宝田明さんの話になった
先生は 宝田さんと麻雀友達だった
先生のお供をした際 宝田さんとお話したことがある
お嬢さん(本当にそう仰られた) は 僕の事なんかご存じないでしょう
いいえ、ワタシ 映画が大好きですから 宝田さんの作品 拝見しています
『ミンボーの女』 ホテルの支配人役 イジメられる役どころなんてビックリしました
『カーネーション』のお祖父様役は大好きです
紡績工場の大会社の社長 ヒロインの祖父という役どころだった宝田さん
あんな気のいい男を 甲斐性が無いからと 毛嫌いしてしまった
丁稚だった自分を婿に迎えてくれた義父のような 懐の大きさを自分は持てなかった
許してくれと お前から善作君に伝えてくれ
と 目をしょぼつかせて孫娘に過去を詫びる祖父
詫びたい相手 娘婿は既に亡くなっていた
認知症になっても自分を責め 謝罪をする
大切な事を忘れても過去の過ちを忘れられない
楽しい思い出に笑顔になるのではなく、辛い気持ちをかかえ続ける晩年なんて辛い…
あのシーン 良かったです~
認知症になりながらも 過去を気に病む姿 ジーンと来ました 切なくなって泣いちゃいました
宝田さんは深く頷きながらありがとうありがとうと繰り返された
もう爺さんなのに 老けメイクしたんですよ
歳とったらこんなになるのかなぁ と 思いながらやった役なんですよ
嬉しいなぁ
こんな若い人(ワタシの事) が 僕の事を見てくれてるなんて
そうよ 宝田さん ウチの生徒で40代のピチピチよ と 先生が仰った
40代のピチピチ…って
お世辞にも誉め言葉にもなっていない しかもウソ・・・( ̄▽ ̄)
褒める時は相手が喜び 周囲を困らせないようにすべし
宝田さんは 明らかに困って(?)笑っていらした
ご冥福をお祈りします
ワタシはお世辞は殆ど言わない
しかし、褒める時には出来るだけ言葉を尽くす
◯◯が★★がとても素敵💕 と伝えている
母セツ子(85)に新しいお洋服を着せたり 身体能力を褒める時も 気分アゲアゲを目指し 一生懸命褒めるワタシ
値段の安い分ヨイショ⁉️
しかし まぁ カラフルだ
綺麗な色だから 顔色が明るく見えるよ
若く見える かわいいよ~
80過ぎたお婆さんに 可愛いなんて何言ってるのよ と
いいつつも セツ子は喜んでいる・・・と思う
洗練されたお世辞は要らない
だけど、認知症にも誉め言葉は有効だ!!
★★クリック応援❤お願いいたします(^。^)y-★★