★★ 母セツ子(85) 100歳まで 5395日 ★★
お花見の季節の頃から見かけないなぁ・・・ と
そんな同僚モモちゃん ひょっこり姿を現した
話を聞くと 母上(75)が入院
介護休職していたのだ
年明けから高熱が続いた母上
コロナかと心配したらなんと 急性白血病
すぐに治療を開始しないと いつ倒れてしまうかもしれないと言われ 翌日から入院
病院へのお見舞いは
コロナ禍で肉親も出来ない
そして、身の回りの事が精いっぱいという父上(83)の事を一人でほおっておくことも出来ない・・・
ご両親が寄り添い 支えあって自立していてくれたから
自分たちの生活があったのだとモモちゃんは気付いたという
モモちゃんはその時、一番上のお子さんの受験を控えていた
北海道にいらっしゃる姉上が 介護休職して 帰って来てくれて 父上と同居
コロナ禍で2年以上 帰省出来なかった姉上
その間 モモちゃんは母上の治療状況を確認しながら 退院後のリハビリや生活の事
病院のケースワーカーや 地域包括支援センターに相談して 介護申請
入院してすぐ母上は意識が混濁
ハラハラしていたけれど 1ケ月しないで数値が安定
母上と投与された治療薬の相性は抜群
病院側からは もう少し入院して治療継続を勧められたという
しかし母上の強い意志で在宅での投薬治療となり退院
モモちゃん曰く 父上の事が心配だったのかと思っていたら
病院にいると ずっと 紙パンツ
布のパンツを穿きたいから退院したって言うんですよ
笑っちゃいますよね
母上は このまま 脚力や記憶力が低迷してしまう事を怖れる気持ちがあったのだろうか？
もちろん、ご家族の為に頑張ったのだと思う
なんと健気な心持ちだろう
お子さんの受験も終わり ゴールデンウィークからモモちゃんは 自宅とご両親のところを行ったり来たり
母上は要介護3
75歳になられた母上の医療費は後期高齢者の1割負担
社会保障って 奥が深いですよー とモモちゃん
見知らぬ人たちが 母や父の生活を 少しでも良くするようにと 色々調べてくれて応援してくれる
本当に驚きました 有難いですよね～
モモちゃんの介護休暇 思っていたよりも早く終わりそうだという
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