★★ 母セツ子(85) 100歳まで 5404日 ★★
都内近郊に不動産を所有する資産家
そちらのご家族から相談を持ちかけられた
先代が建てられた住いに隣接したアパート
老朽化して半分しか入居者がいない状態が続く
アパートの所有者は84歳の女性
昭和12年の生まれ母セツ子と同い年!
3年前に転倒した際に3ヶ月の入院
ベッドの窓からは 新しいマンション 綺麗なアパートがたくさん見えた
退院したらウチのボロアパートをなんとかしなくては!と負動産処分を決意しリハビリに励まれたというからご立派だ
退院後、入居者さんと挨拶を交わすと この人達の行き先は? と悩んでしまわれた
住人のお一人は99歳になる身寄りの無い男性
まわり回って 何故かワタシに相談が来たのが1年前…
信頼出来る不動産コンサル社長をご紹介した
毒舌でならした立川談志師匠の言葉に
親切だけが人を説得する と
というのがあるけれど彼のビジネスはまさにそれだ!
99歳のお爺さんの転居先を必死になって探してくれた
お爺さんと 新しいお住いのオーナーさん双方に何度も何度も丁寧に足を運んでくれた
99歳の男性の希望された転居先の条件
ATM 病院 そして薬局が近くにある事
そして、コンビニ!!
男性はコンビニがお好きらしい
コンビニの おにぎりが大好きで 朝早くにおにぎりを買いにいらっしゃる
それが一番の楽しみなのだそうだ
お身体は至ってお元気 介護のお世話にはなっていない!
自転車でコンビニにいらっしゃると言う
不動産コンサル 仕事とはいえ頭が下がる
この人の為に頑張ろう という気持ちが無かったら
高齢者の部屋探しなんて出来ない
仕事を超えた親切
新しいオーナーさんを説得したのはソレに違いない
本当にありがとうございました
サカイゴさんに 良い方を紹介して頂いたおかげです
そうおっしゃられる資産家婦人は 要支援2
週に1回 デイケアで トレーニングとマッサージを受けていらっしゃる
立派な敷石の玄関には沓脱石
段差を無くすステップを設置していらした
しかし、母セツ子(84)と 同じ年とは思えない
親戚の若い子を あの人誰? とコッソリ囁くセツ子とは大違いの気配り
心配事があるとボケないというのは本当かもしれない
ワタシが資産家と付き合いたいと思うのは
おこぼれに与りたい!というさもしい気持ちだけではない
知らない世界 を見せて貰えるからだ
お金持ち 資産家の悩みは深い
それは自分一人で解決できない悩み
その決断に一族の将来が左右される事もある…
お金持ちの周りには色々な人が寄ってくるのもむべなるかな と 言ったところだ
幸福の高さや大きさは測れない
ILDK に住む99歳のお爺さんと大きな屋敷に住む資産家の84歳の女性
毎日の暮らしに満足しているのはどちらだろう?なんて
勝手な想像をした…
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