★★ 母セツ子(84) 100歳まで 5429日 ★★
着付けの先生のお宅にお伺いする
玄関先にアルコール 体温計
人が出入りするお宅ならではの心配り
生徒さんがお稽古していらした
お宅にはカーネーションの鉢植えがあちこちに! 母の日のプレゼントだ
先生のお着物姿 久しぶりに拝見する
手術をなさって 一ケ月とちょっと・・・
少し 御御足を引きずっていらしたけれど 素晴らしい回復力
実は先生に お着物を拝借する為にお伺いしたワタシ
この季節 5月の末から6月にしか着ることの出来ない贅沢な着物
初夏の着物を用意する時期になると『細雪』の一節を思い出す
今時分に着る余所行きのべべ
ワタシが初めてこの小説を読んだ時に四人姉妹を、母セツ子(85) の姉妹を当てはめた
8人兄姉弟妹の 母セツ子は
美貌ながら嫁ぎ先が定まらない3女雪子?
破天荒な4女はN子叔母 なんとなく符号する
いや、妻子持ちの父と駆け落ちしたセツ子か?
舟場の商家と 利根川沿いの米屋じゃ風俗も華やかさも全く違う
しかし、先生の生家は資産家でいらした
銀座でキャバレーを経営していらしたという
華がある… 垢抜けている… そういう言葉がピッタリくるのは 商家の生まれだからだろうか?
先生の衣裳部屋 ハマっているというBTSのポスター
すごいよねぇ こういう感性
恥ずかしいくらい 治りが早くてね
お医者さんがビックリしてるの
何食べてるんですか 何か運動してるんですか って何度も聞かれてね
リハビリの後 ゆっくり休みたいのに 何人も聞きに来るから寝そびれちゃってね
病人なんだから昼寝させてくださいって 言ったわよ
早く家に帰って このコに会いたくてねぇ
ぬいぐるみのように静かに眠っている猫が
先生の家族でありパートナーなのだ
姉の所にも 行ってやらなくちゃならないのよねぇ
私の事忘れちゃってるかもしれないわね
コロナで月に1度しか会えない 96歳になるお姉さま
5月半ばに介護施設の面会の予約をとられたそうだ
お稽古の邪魔をしないよう 早々に失礼した
玄関先には 椅子付きの歩行器
外出なさる時には お使いになるのだろうか・・・
それでも、何かに夢中になったり 誰かをケアしようと
考えている先生はやはりお若い
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