★★ 母セツ子(86) 100歳まで 5043日 ★★
5年ぶりにお目にかかるちょっとエライ人
ステキな和食のお店に連れて行っていただいた
フラッ と フリで入れるようなお店じゃない
通りを一本入ったところに こんな店があるのが東京
ここはね 〇〇時代に取引先に連れてきてもらったんだ
僕も 久しぶりに来たんだ
もうさ、あくせく働くこともないか~ と思ってる
コロナで海外旅行も行けないからさ 京都にマンション買っちゃってさ~
まるで バーゲンでジャケットでも買ったような口ぶり
月の半分はそこで過ごすんだけれど 主婦業って大変だってつくづく思ってるよ
あらーー 奥様に感謝ですね?
食べて寝て 洗濯して ゴミ出し 次に来た時に快適に過ごせるようにしておく って 大変だよね
そうですよねーーー と相槌を打ちつつも 自慢かよっ!!! と 感じ始めたところに 綺麗な女将さんがご挨拶
実はね 僕は相続したの
みんな死んじゃってさ お金が入ってきたんだよ
子供の頃に住んでいた家のすぐ近くのマンションが
ちょうどいい値段で出ていてね それを買ったんだよね
親孝行出来なかったから せめて思い出の場所を歩いてるんだ
コロナ禍でご両親のいらっしゃる介護施設にもいけなかった
一人っ子の自分しかいなかったのに可哀そうな事をした…
と 話していらしたら、今度はお店の板長さんまでご挨拶にいらした
ご両親だけでなく、昨年 奥様も亡くされたという
君は 介護頑張ってるじゃないか 偉いよ
言葉がない……
猿之助のアレさぁ
はい
子供がいたら あんなことにはならなかったと思うよ
・・・・・・実はワタシもそんなことを考えてい
⭕️暴走悲劇
⭕️大名跡の呪縛
介護というキーワードが出てきたのに ドキッとさせられる
跡継ぎがいたら 猿之助はあそこまで自分を追い込まなかった
苦しくても 乗り切ることが出来たかもしれない…と感じる
いやいや 子供がいても 絶望する人もいる
ワタシはそれをよく知っている
その方もお子様がいらっしゃらない…
一人になられた今 家事の大変さを感じて奥様に感謝し 京都を歩いてご両親の思い出に浸る
素晴らしいご供養だ ご立派だと思う
だけどさ、京都は外国人ばかりでイヤになっちゃうよ
あーーー そうみたいですね
そんな事を言いながら 駅に向かうと 外国人男性が
地図を持って近づいてきた
その人は 一瞥して NO
そして速足になる
何なの? どうしたんですか?
アレは道を聞いてきたんじゃないよ
アイツは客引きなの!
この店に来ないかって 呼び込みしてるんだよっ
京都だけでなく 東京も外国人がいっぱいだ!!!
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