★★ 母セツ子(86) 100歳まで 4910日 ★★
野田の友人が連絡してきた
千葉県内でスズメバチ駆除の業者さんが作業中に死亡事故!
プロが死んじゃったのっ!!!
耳と背中の2ヵ所を刺されたという
ワタシが スズメバチにキャーキャー騒ぐのを笑っている方もおいでになるかもしれない
だけどこうして プロも命を落とすことがある
母セツ子(86) は 次回 クリニックで エピペンを処方してもらう事になっている
久しぶりに丸の内の高層フロア
海外に出ることが多いB君と面談
2年前から母上の介護支援の為に月50000円を負担
面倒だから 60万円姉の口座に振り込んでるよー
3人兄姉で相応分を負担しているという
施設への支払い以外にも支払いは発生する
医療費負担や衣類 病院に行くことになったら交通費
幸いにも まだ 不足!!! の 連絡は来ないという
だけど ウチのばぁさん 長生きしそう
イイじゃないの~
違うよっ 俺よりも 長生きしちゃいそうなんだよっ
オレが先に死んだら 保険金 少しはばぁさんに
まわしてくれるように 嫁に頼んでおこう
B君 なかなか 優しい
末っ子だから可愛がられたのだろう
東京駅をはさんで 八重洲が見えた
眼下には 鉄骨落下事故の現場
ワタシ 毎日あの前の道路をバスで通過している
事故の原因は 鉄骨を支える土台にあたる 支保工の強度不足だった可能性?と報じられている
鉄骨が崩落 作業員5人が命綱を鉄骨に結び付けており 一緒に転落 2人が亡くなられた
人の命って儚いよなぁ
B君も工事現場を見つめ つぶやくでもなくそういった
蜂駆除業者の人も 工事現場にいらした人も
朝家を出る時 自分の命が今日尽きるなどとは考えもしなかっただろう
ご冥福をお祈りする
医療現場を舞台にした小説 アスクレピオスの愛人の一説を思い出した
「とにかく本が売れません。未曽有の出版不況にもかかわらず売れているのは今は医療モノだけです。平成の白い巨塔を創りましょう!!」
と名編集者中瀬 ゆかり氏が持ちかけた企画だと講演会で語っていらした林さん
モデルとなるWHOで活躍する日本人女性にジュネーブへも中瀬さん同行取材
「平成の白い巨塔にするなら、裁判もしないと!」と取材ができる弁護士も手配してもらった!と言う衝撃のメディカルロマン!
がんの転移が見つかった女性 長くはない余命を告げられ かつての愛人に告白するシーン
いいの 本当にいいの
でもね 死っていろんなところにあるのよね
道を歩けば転がってるの
あなたは奥さんの死が許せないって裁判してる
でもね、死ってそこいらで毎日起きてるふつうの事なの
だから私、ふつうに死んでいくつもりよ
ふつうに死ねば、残る人達がそれほど 思い悩むことは
無いものね
かつての愛人の言葉を聞いて 男は医療訴訟を取り下げ 和解するのだ
わかるようなわからないような
しかし、やはり わかるかな……
ふつうに死ぬって どういうことなのだろう
しかし、ふつうに死ぬことは決して不幸ではない
認知症になったら もうすぐ自分が死ぬという事さえも
判らなくなるのだろうか?
もうすぐ自分が死ぬ? 今のワタシは知りたくないかも
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