★★ 母セツ子(84) 100歳まで 5747日 ★★
TOKYO ●2020 開幕式まであと29日
早朝の電話 っていい話だった事は無い
亡父の従姉妹ツン子ちゃんの訃報 享年70歳
昔の人は 親戚同士の写真を交換し合ったのだろう
それは、メルアドやLINEを交換する様な事だったかもしれない
前回の帰省時 大叔母の膝に抱かれたツン子ちゃんの写真を見つけた
ツン子ちゃん 若いころは大谷直子をしのばせる美人
はきはきとして ちょっぴり毒舌で・・・
父が可愛がり 就職の世話をしたからだろうか、でっかいあんちゃん と父を呼んで 年末年始に欠かさず挨拶に来てくれた
綺麗なお姉さんからのお年玉🧧はことさら嬉しく感じたのを覚えている
ツン子ちゃんの母 大叔母は若くして糖尿病で他界
ツン子ちゃんは勤務しながら 一家の主婦となり 父と弟二人の面倒をみながら頑張った
縁あって嫁ぎ子供に恵まれたとたん 大叔父が倒れた
小さな子供を抱えながらツン子ちゃんは病院に通い 夜は弟たちが病室に泊る
近所の個人病院 ワガママが効いたのだ
今にして思うと 大叔父は自宅にはおいておけない状態だったのだろう
昭和末期 介護 という言葉も 認知症という言葉も 聞かなかった時代
壮絶なことがあったに違いない……
ツン子ちゃんと最後に会ったのは親戚の葬儀の席
優子 ワタシももう永くないからね
えっ?
ツン子ちゃんは当時から病と戦っていたのだ
私のお通夜とか葬式は来なくていいからね
今 言っとくからね
ふーーーん 判った
ツン子ちゃん いい着物持ってたよね
形見分け早めにしてね
あーー着物かぁ (ツン子ちゃんは男の子しかいない)
ダメ 私の着物 上品なのばっかりだから 優子には合わないわ(笑)
と こんな感じの話をする横で弟たちが苦笑いしていた
その弟の一人が 先日私がワクチン接種予約の手伝いをしたK…
ツン子ちゃんは 今年から寝たり起きたり
5月からホスピスに入り 毎日ご主人が通われていらした
介護認定を受け 使い出したばかりだったと言う
PCR検査を繰り返しながらの 短期間の面談になってからは殆ど 意識もなくなってきて朝方旅立ったのだ
ツン子ちゃんは 家族葬で見葬られる
約束どおり お通夜にもお葬式にも行かないよ
いや 本当は行きたかった
可愛がってくれてありがとう
父を慕ってくれてありがとう とお別れしたかった
プリティーヘルパーIちゃんに連絡して 父に頂いたお香典を確認
母セツ子(84) の名前と ツレの名前でお香典を準備
列席しなくても 義理は欠いちゃならない
ツン子ちゃん さようなら
天国で父が ツン子 もう来たのか! と驚いているのが目に浮かぶ
追伸 ワクチン接種 特に副反応なし
接種痕は押すと痛いけれど 腕も上がります
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