★★ 母セツ子(82) 100歳まで 6463日 ★★
5夜連続 録画した
自らがん治療の第一線にある者が早期発見できず、手術不能のがんで死す事を心より恥じる
心に残る… 響くセリフだ
医学ドラマを見ると 思い出す人がいる M氏だ
M氏は 呑み込み時に違和感を感じ、逆流性食道炎 との診断を受ける
2回の検査 投薬治療での経過は捗々しくなく、3回目には病院を変えてのカメラ検査
一目でわかる癌が食道入口に見つかった
M氏は 病と闘いながら 誤診を下した医師と病院に対し 訴訟も辞さない覚悟だった
勤務先の定期検診 人間ドックの指定医の誤診と言う事で、周囲も同情的で 応援していたと記憶している
M氏は 3年間癌と戦ったが、ご自宅で最期を迎えられると決意された
そして 介護保険のサービスを受けられたのだ
60歳を超えたばかり 2号被保険者 末期がん罹患
16の特定疾病で、日常生活で自立した生活を送ることが難しく、かつ要介護・要支援に該当と判断された場合に、介護保険サービスを利用出来る
自宅に戻り 好きな本 好きな音楽を楽しんでいます
好物を食べられないのは残念ですが、家族が味わっているのを見ているのも楽しいものです
そんな、クリスマスカードを頂いて1月後 M氏は天国へ旅立った 10年前の事だ…
『僕はね 癌で死ぬのは仕方ないと思ってる
だけど、痰が詰まって窒息死するのは嫌だと思ってるんですよ』
在宅医療 で 点滴や吸引 バイタルチェック
専門的かつ本格的な疼痛管理、緩和ケア も受けていらした
ベッドメイクや 時にお買い物
奥様は M氏が 入浴介護を受けていらっしゃる時間に カーブスに行って 運動し健康管理していたとお聞きした
介護保険 は 高齢者ばかりが対象じゃない
40歳以上には 末期がん そして、脳血管疾患（脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血）も 対象だ
認知症やアルツハイマーだけが介護を必要とするわけじゃないのだ
そして…… ドラマの中で 近々 夫を失う事になるであろう妻に かけられた言葉も思い出される
「精一杯してあげてね、ここで後悔を残さないことが将来のためよ、女の一生は男の一生より長いということです、頑張ってね」
原作 読みかえしてみようかな…
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