『遠隔円満❤介護』 一人娘   働きながらの遠距離介護日記

『 遠隔円満❤介護 』 一人娘 働きながらの遠距離介護日記 ◎頭に冷(礼)湿布 心に温(恩)湿布 タフでなければ介護できない 優しくなれなければ介護する資格はない?

認知症のコーヒータイム

 ★★ 母セツ子(83)  100 6213日 ★★ 

年末に頂いたコーヒーギフト 

母セツ子(83)のところに置いてきた  

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5日 木曜日 17:01p.m.

デイサービスから帰ってきたセツ子 ひとごこちついて

ティーブレイク?  何 飲んでるんだろう?

湯のみ茶碗の中は黒い・・・

 

認知症 要介護3でも 自分にお茶を淹れる事は出来る 

だけど 夕方にコーヒーを飲むと眠れないとかなんとか 言ってたなぁ

 

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インスタントだから 大丈夫かな

しかし ホントに コーヒーかしらん?

ブレンドコーヒーはその後の処分が出来ない

 

だから スティックコーヒーを用意したのだが

ケチなセツ子は 半分残す

 

それを だらしなく放置 あちこち ベタベタしてる

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ヘルパーさん曰く一包タイプじゃない方がセツ子向き!

なるほど なるほど そうかもしれない

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レモネード ココア風味飲料を買っておいた

それを飲んでいるのかな?

 

その昔 セツ子は 中将湯チュウジョウトウ という婦人薬を

煮出して飲んでいた

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夕食後 父とワタシがテレビを見ていると キッチンから薬の匂いがした  

臭いねぇ と顔をしかめたのはいつだったろう

 

 

その後 低血圧症のセツ子は 血圧を安定させるために 

十薬 どくだみを煎じて飲んでいたことがある

 

ベランダいっぱい広げられた 父が摘んできたどくだみの葉

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どなったり 怒ったりしても 父は母を大切にしていたのだと思う

 

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むかし話の お爺さんとお婆さんみたいだけれど あの頃は

二人でコーヒーメーカーでコーヒーを淹れていた

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そして あの時の セツ子は今のワタシよりも 若かった・・・

 

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