★★ 母セツ子(85) 100歳まで 5317日 ★★
バリバリに身体がこわばっている
あちこちほぐしてもらいながら整体師さんの話を聞いた
…… vol.31 昔々じゃないあるところに ……
実は 私 母が倒れちゃったんですよ
あらー 母上 おいくつ?
85歳 昭和11年生まれ
母セツ子(85)より1歳年上!!
7月末、激しい腹痛に襲われ た母上 救急車で病院に搬送
尿路結石 だと診断される
幸運にも、通った事の有る病院
泌尿器科にカルテが残っていた
点滴をうけ 薬を処方され その日のうちに帰宅
えーーーっ 日帰り?
今 コロナだからでしょうか?
おちおち 病気になれないって事ですよ
尿路結石は先進国、発展途上国を問わず増えている
肥満の増加 糖尿病や高血圧、メタボリック症候群とも関連するという
結石の成分、代表的なのはシュウ酸カルシウム
コーヒーが大好きで アーモンドとかナッツも大好きだった母は石ができやすかったんだと思います・・・・
お母様は メタボなの?
いえ 肥ってはいませんね
テニスが大好きで 今もやってるんですよ
テニス?
今もテニスしていらっしゃるの?
そうなんですよ
マンションのすぐ隣にテニスコートがあるから
ずっとそこに通ってるんですよ
あらーーー 凄いじゃないのー
父の介護をしている時もテニスは続けてました
ポーン ポーンと ボールの音が聞こえてくるのを
ベットで父は聞いていたんですよ
元気な時は 一緒にテニスしていましたから
彼女の父上は3年前に他界された
腸閉塞を起こし入院
あっという間に10㎏も痩せてしまった
このままパパを病院においておけない!
そう言って母は 父を家に引き取って来たんです
でも、母は 徹底して 下の世話 とか 入浴介助とかしなかったんですよ
へぇーーーっ?
食事や 髭剃り は してましたけれど
いわゆる 汚れ仕事というのはしませんでしたね
そういうことしていると
パパの事嫌いになっちゃう
結局 お家で看られなくなっちゃうから 私はしません
そう言って 朝昼晩 と ヘルパーさん や 訪問看護師さんにに来て頂いたという
2年間 家で面倒みたのは 母ですからね
あーーー わかる わかる それ凄くわかるよ
それで 良かったと思うよー
ワタシも 父の下の世話 はしなかった
父も それを望んでいなかったと思う
したくない 出来ない 以上に 最後まで意識のあった父の尊厳を守ってやりたかった
父上は ご自宅で息を引き取られた
亡くなられて数時間で ご遺体は斎場に安置される事になった
半日もおかずに数時間で母上は 部屋を片付けた
父上の衣類 布団 タオル 身の回りのものをバンバン廃棄
まるで 引っ越しでもするような感じでした
2年の間 そこにいた父が今夜からいなくなる
その事実を自分に叩き込んでいたのかもしませんね
とにかく 母は全然泣きませんでしたね 全然!
ちょうど姉に 双子の孫 が 生まれたばかり
パパが2倍になって帰って来た とか言ってましたね
2倍になって帰って来た!
それはいいわねぇ
今は 3歳のひ孫の世話と テニスで健康維持を
しているという感じですかね
そろそろ 一人暮らしの限界かな という感じもしますけれどね
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そうね そうよね 何ともね
介護のカタチ は本当に様々だ
良い悪いを決める事などない
介護される本人ともっとも近い家族がよければよい
介護をスタートする時期や 内容にはプロのアドバイスが有効だと思う
しかし 元気なばぁさん って いるのよね~
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