★★ 母セツ子(88) 100歳まで 4365日 ★★
あんなに積もっていた雪が こんなに溶けている
雪国の春、霜とか頬に刺さるような空気の冷たさは関東ローム層育ちのワタシにもわかる
ヒサ子母ちゃんは回復
もとの療養型病院に戻ることが出来た
3月18日 39℃の高熱で転院 尿管結石
東京にも雪が降る寒い日だった
そして、2週間経過せずに回復
雪国 長野にも桜が咲いている様だ
・・・・そう 家族も頑張る
頑張るだけではない お金もかかる
療養型病院個室代が3,000円/日
もちろん医療費は別!
しかし 東京の病院と比較したらそりゃ安い
あぁ 友人ルコの母上は1泊30,000円の 個室だった
やはり 東京は高い
とはいえ 交通費はかからない
Uさんや ワタシは帰省の交通費がかかる
父はどうだったかなぁ・・・
領収書を探してみた
平成27年 2015年 あぁ 父が亡くなって10年も経つのだ
差額室料 5,400円/日
当時 父は入院1日10,000円の給付のある医療保険に加入していた
入院の度に 支払いは大丈夫か? と心配していた父
お父様大丈夫👌
医療保険でお釣りが来るから 心配ないわよ 安心してね
そう繰り返したワタシ
個室にはワタシも泊まり込んだ
バイタルチェックで 酸素濃度が低くなると 警報が鳴る
飛び起きて ナースを呼びに行き 痰の吸引をしてもらった
痰の吸引は鼻孔から管を入れる
苦しかったのだろう
父の力はまだ強く 抵抗を抑えるワタシの手に傷が出来た
それさえ生命力に感じられ 傷さえ嬉しく感じた
ワタシは ミニスタンドでPCや読書
給湯室でお茶を煎れて補助食品を齧った
辛い、苦しいと思った記憶はない
はやく良くなって欲しいという希望と、父と一緒にいられる時間が長かれと祈る毎日だった
それというのもそれほど、お金の苦労が無かったからかもしれない…
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