★★ 母セツ子(82) 90歳まで 2831日 ★★
10連休最終日 もう一度ゆっくり見たら?というように
人生を変えた物はあるか? それは何か?と問われたら
この映画を見た事 この本を読んだ事が その後の自分の人生を変えたと答えるワタシ
年に1度は読返す 物語のテーマはサバイバル
有事にあたり生き残る人間と そうでない人間がいる
賢くても 生き残れるとは限らないと言うのも興味深い
今回 映画を見て驚いた
風と共に去りぬ って 看護とか介護のシーンがやたら多い
ワガママで傲慢 嘘も平気 周囲の人間を傷つける側面ばかりが浮き彫りになる主人公スカーレット
看護師も助産師!もこなし 御者として馬を操り 老耄した父を支えながら一家の長として運命と戦うのだ
お父様 私が帰って来たから もう大丈夫よ
父親に優しく声をかけるシーン 殊の外胸に沁みた
北軍の来襲と、妻の死とこの二つの衝撃によって父は正気を失ってしまったのだろう。
ただ頭がぼんやりしているだけなのだ。
一時的な病気みたいなものだ。じきなおるにちがいない。
でも もしなおらなかったら、どうしたらいいだろう?
帰った初めの頃は、父が再び昔の気力を取り戻して万事を取りしきってくれるものと当てにしていたが、二週間の間に、その期待は空しく消えた・・・・
幼い日から自分が焦がれた物語の主人公がワタシと同じ経験をしている ジーンと来たなぁ
100回以上見ているはずなのに 見逃していた…
人間は自分の見たいものしか見ない
見たもの全てが頭にはいるなら人間は皆博士になってしまう
しかし、大好きな映画でさえそうなのだ
聞いてないよぉ 知らなかった と言うのは 自分がボーッと生きてるからに他ならない
認知症と言うのは これが高じた状態と似ているかもしれないと改めて思う
スカーレット介護していた いくら黒人の召使がいても
ボケちゃった父親 そしと扶養家族が多くて大変だったろうなぁ
気持ちわかります・・・・ って図々しいな
拝金主義なんて 言わないで欲しい お金は大切だもの
生命力にもそれほど自信もない 体力もないしなぁ…
だけど ワタシ家族の介護からは逃げない
そう、私は美貌のないスカーレット・オハラ
Tomorrow is another day of a new age！
さぁ 今日も、明日も 令和も 頑張ろうっ！
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