★★ 母セツ子(82) 100歳まで 6346日 ★★
山田洋二監督が10年ぶりに撮った現代劇映画 『おとうと』
2010年の公開だからもう10年前の映画だ

釣瓶演じる弟 酒に弱くて姪の披露宴を台無しにしてしまう
この弟 正業についていない 本人舞台役者のつもり
こういう困った親戚・・・いる いや、いた
昨年他界した母セツ子(82)の甥 存命なら今月で65歳
www.sakaigoyuko.com

釣瓶演じる困り者の弟 当然 無年金

それでも シアワセな最期を迎えられるこの弟
映画だからか?
いや違う! この弟は ホスピスに入所していたのだ!!
絶縁となっていた 吉永小百合扮する姉に ホスピスから連絡が入り 映画は佳境を迎える

行き倒れた弟が 病院にかつぎこまれ 資産も社会保障も何もない事を確認した時点で 生活保護の受給が確定 ホスピスに入所という設定だった

映画のモデル 在宅型ホスピス きぼうのいえ
ホスピスを舞台とする終末期ケアの現場を知った
身寄りのない人にもホスピスという行き場がある
基本的医療は無料となり医師や看護師による訪問医療も受けられる
弟はそこで大好きな姉や姪、スタッフに見守らながら
ピースサインをして 最期の時を迎える
孤独死なんかじゃないのだ
すっごく、すっごく シアワセな最期じゃないか!?
この作品がテレビでオンエアされた翌日 映画をご覧になっていた 長いお付き合いのお客様と話した
『あれって ズルくない?!』
誰にも迷惑をかけない様にと老後の為にきちんとプランしてきた人間
無謀な夢を抱いたり 怠けたり 狡く逃げ回って納税の義務や年金を未納にしている人間
イソップ寓話 蟻とキリギリス みたいじゃないか?

蟻の様に働いて キリギリスみたいに悲惨な老後だったらシャレにならないよっ!!
病気や高齢で 働けなくなったヒトをケアする… ワタシ それは厭わない むしろ大切な事だと思う
自分だって 年をとる 病気にもなるかもしれない
働き蟻のワタシ 怠けていたキリギリスが 冬の夜中に窓を叩いて来ても笑顔で開けられないよ
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