★★ 母セツ子(83) 100歳まで 6234日 ★★
おーい セツ子さん フライパンで朝飯してるぞー
見守りカメラを覗いていた ツレが声をあげる
あーーー 全くなんてお行儀悪いんだろう
フライパンの柄を握りしめて 直接食べてる‼︎
困ったなぁ・・・・
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立ち食い に 鍋食いかぁ・・・・ トホホ
プリティーヘルパーIちゃんに セツ子の携帯の充電を依頼しておく
昼過ぎにLINEが入る
母セツ子(83) 36.7℃微熱 容態が良くないらしい
日向に横になって顔をしかめ 起き上がるのも
だるそうだ と Iちゃんが心配してくれている
なんだ なんだ どうした どうした???
Iちゃんが来てくれる ほんの少し前 11:48a.m.にタッパを並べてる
セツ子が痛がっていると言う首の裏側に湿布を貼り 湯たんぽも用意してもらう
掃除 洗濯 料理・・・ ヘルパーさんにも段取りや考えがあるはずだ
それでも 利用者の体調や気分 で 予定が大幅に変更される事もあるだろう
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２時間の間 Iちゃんは ワタシや上司であるMr.Hと連絡を取りながら 体調をチェックし セツ子の機嫌をとってくれたのだ
有り難いなぁ と 感謝する
こういう事って ヘルパーさんを信頼していないと 難しいかもしれない
『ウチに来るヘルパーさん 全然仕事出来ないのよ』 と愚痴をこぼす友人がいる
同居家族はいるが 高齢だったり勤務しているので 母上の生活介助をしてもらう為にヘルパーさんに来て頂いているがサービス内容が雑だと嘆くのだ
こう言う判断基準って難しいよなぁ……
サービスのプログラムや内容はヘルパーさん主導だと考えるワタシ
友人は 違うところに重きを置くのかもしれない
携帯の充電や洗濯など、して欲しい事を伝えはするが 優先順位を決めるのはヘルパーさんだ
現場にいるプロを尊重する
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セツ子の体調が心配になり 帰るというワタシに大声で騒ぐ
帰って来ないでーーーー ダメーーー
大丈夫だから 帰って来ないで――――
心配で何回か電話を繰り返すと 声は普通で
17:00p.m.には 雨戸も閉めている
心配をかけたMr.H と Iちゃんにも 連絡しておく
セツ子 いつもよりも 遅くまで起きていた
午後の昼寝が効いたかな？
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