★★ 母セツ子(86) 100歳まで 5015日 ★★
朝から過密スケジュール、母セツ子(86)に電話も
していない
ホテルの会場に大勢が集う為
久しぶりに抗原検査を受ける
早朝 家を出たので 夕方までセツ子のことを見ていない
もう暗くなっている
見守りカメラを覗こうとベッドに横になると LINEが入ってる
友人からの連絡は 先輩の訃報だった
重篤な病だという事はご本人から聞いていた
まさか 自分が介護認定を受ける事になるとは思わなかった…
若くして病に倒れた誰もが言う事を先輩も同じく感じていらした
このご時世 家に居てもいくらでも買い物は出来る
問題は ゴミを棄てる事なんだ 大変だよ
介護のサービスはゴミ処理という生活介助を使っていらした
先輩はクラリネットのレッスンを続けていた
楽器をオーバーホールにだしたらピカピカになった
澄んだ音色が出るはずのクラリネットが変?？
いや 変なのは 自分の身体か？ 呼吸か?
それが病院に行くきっかけだった
クラリネット 吹きたいよ
コンサート行きたいよ
北村英治聞きたいなぁ
そういって 電話で話したのが 最後だった
思いっきり趣味を楽しむ為に60歳で 仕事を辞める
そう仰っていらした先輩
在宅ワークと言っても 今の状態だと周囲に迷惑をかけてしまう
退社を願い出たけれど 医療費の事もある
元気になるには 戻ってくる場所を持つべきだと諭されて 会社に甘えることにして まだ働いてるよ
先輩の誠実な仕事ぶりを周囲が応援してくれたのだ
今はもう 仕事に煩わされることなく 思い切り趣味を楽しめるところにいらしたのだ
ご冥福を祈る
楽器のオーバーホール以上に自分の体のオーバーホールも大切だ
健康診断は絶対に必要だ・・・ 心底思う
⭕️毎月病院で血液検査している
⭕️脳ドックだけは欠かさない
そう言って 健康診断を受けない人は少なくない
どんなに有能でも心臓外科医は大腸がんを見つけてはくれないよ
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