★★ 母セツ子(85) 100歳まで 5396日 ★★
プライベート 仕事 そして 遠隔介護でも
愚痴とぼやき 悩みを打ち明け合うマブダチUさん
彼女が定年退職する事になった
何回も引き止めたけれど Uさんの気持ちは硬い
89歳のヒサ子母ちゃん 一緒に住んで欲しいと仰るのも大きな理由だ
定年退職を記念して 何かプレゼントしたい
幸運なことに 会議で社長と面談する機会があった
カードを用意して Uさんに労いの一言を書いて頂く事に成功
母セツ子(85)にはヘルパーさん 訪問歯科医を使い倒し、 友の為には社長にもお願いしちゃうワタシだ😁
バブル突入前の昭和に入社したUさん
父上の為に介護休暇をとったのはいつだったろう
この数年は 母上の介護の為に高速バスや新幹線で 長野と東京の家を行き来していた
通勤圏内に実家があるワタシと違い 介護休暇 有給休暇と消化して泊まり込む
その大変さはよくわかる
寂しい気持ちはどうしようもない
しかし大切な友人の気持ちを尊重しよう
そして笑顔で送り出そうと決めた
Uさんの上長と打ち合わせしてサプライズ
最終出社日に6月10日 駆けつけて ひっそり隠れていた!
部長に紹介され 隠れていたワタシが顔を出すと Uさんは 目を丸くしてきゃー!と声をあげる
芍薬の季節に退職した事を忘れないようにと選んだカード
社長直筆の 労いの言葉
しげしげとカードに見入るUさん
春先にはまだ迷っていたけれど 5月にはクライアントやお世話になった人に挨拶状を出し、すでにロッカーも机の中も空にしていたUさん
そして オフィスの近くでお茶をした
いつもにこやかで優しい人気者のUさん
社内外の人と6月末まで送別会で予定はいっぱい
コロナ禍で 少人数での開催だからほぼ毎日(*'▽')
月末から母上のところに行って夏支度をするという
涙をこぼさない様に泣かない様にと歯を食いしばって
笑顔で手を振りあって別れた
Uさんもワタシもオフィスに戻る
働きながら介護が出来る会社に勤務している
ツレアイも協力してくれる 周囲も理解があり
サービスしてくれるプロにも満足している
Uさんもワタシも恵まれた介護環境だ
いけ好かない事もいっぱいある会社だけれど 一生の友と呼べる人と巡り会えた
その事を心から感謝したい
ワタシ達の友情 そして介護はこれからも続く
そう 介護に定年退職はないのだ
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