★★ 母セツ子(86) 100歳まで 4906日 ★★
本社顧客サービス部に入った
同僚へのクレーム電話
電話の主は 高齢クライアントのご家族
話を聞いてみると 誰にでも起こりうることだと思った
おたくの社員の個人口座に 母はお金を振り込んでます
◎月■日に 5200円
サプリメントを販売しているってどういうことですか?
高齢者相手に マルチ商法ですか?
同僚は総務部に呼び出された
クライアントに物を売ったのか?
マルチ商法ビジネスをしていないか?
コンプライアンスに抵触していないか?
繰り返したずねられたという
武富島のバナナ 贈って頂いたでしょう?
お礼の電話をしたときに 常用しているサプリがなくなってしまったと仰るから送ったの
普通に買うと5000円だけれど
私は会員だから4000円なの
手持ちのを送ってさしあげたの
その振込依頼書を見たご家族が電話してきたのよ
請われてお譲りしたと言う事らしい なんともなんとも…
もし 母セツ子(86)のところに 不審な領収書があったらワタシはどうするだろうか?
領収書にある人の名前に直接連絡するだろうか?
それとも その会社に電話するだろうか?
事実を確認する前に 憶測で行動したら大事になる事をワタシは知っている(つもり)
そこは慎重にすべき! と、粗忽者として考える
30年も昔 友人にかなり高額のお金を貸した事を思い出した
その人の親から こういうお付き合いはしないで欲しい と怒られた
お金を貸してくださって有難うとお礼?ではなく怒られたのだ
すいませんでした と 口にしながらも釈然としないものを感じた
アンタ達家族が お金を出してやらないから
友達にすがってきたんでしょう?
子供が借金しないように 親が出してやりゃいいじゃないっ
電話を切った後にそう思った
友人は親に断られたと ワタシのところに印鑑証明を持って借用書を作ってやって来た
それが無いと 会社をクビになってしまう…
来週必ず返すから頼む!
今書いてるとまるでオレオレ詐欺みたい
友人は当時証券会社に勤務して
手張りしていたのだ
お金の使い道を家族に心配される というのは一人前ではない!
親を半人前 とは言わないけれど、保護する対象として
心配する時はくるのだ
5200円の振込依頼書をみて 高齢の親を心配するのは間違ってはいない
親の交友関係や 身近な嗜好品の確認をしてほしかったとは思うけれど…
母セツ子(86)に 現金を渡さなくなって 5年になる
それは経済虐待ではない
保護しているつもりだ
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