★★ 母セツ子(87) 100歳まで 4714日 ★★
中野駅北口・・・・
ランドマークだった中野サンプラザ 懐かしい
ワタシ 中野のオフィスに勤務していたことがある
サンプラザの中にあった 図書館に通ったことを
思い出した
中野ブロードウェイ・・・
青島幸男さんが住んでいらしてよくお見かけした
昼に商店街で、夜はバーで日に2回会ったことがあった
『キミィ 僕はスキャンダルなんてないぞ』と ワタシを
指さして大きな声で笑った
当時も写真週刊誌はあってワタシを記者だと思ったのだろうか？
いつも、編集者っぽい女性を連れていらしたけれど……
懐かしいそのバーに入る
業態が変わり 若い人が多い
お酒の後に ケーキやパンナコッタも楽しめた
孝行娘のリン
3年ぶり・・・・
父上が他界されてから まもなく2年になる
聞いているだけでも 苦しくなるほどの愛と献身の日々
線状降水帯 コロナ
気象情報 感染症 距離だけでなく様々な問題が
遠隔介護の壁となった
お金なんか惜しくない
お父さんの為に貯金を全部使ってもかまわない
その為に働く〜
交通費 宿泊費 流れるように支払いを続けていたリン
でも 不思議なんよ
お父さんにこうしよう ああしよう と 決めて お金を払うとその後に必ず大きな仕事が入ってきたとよ
神様って見てる……
リンは東京の自宅の近くでも 独居高齢者に優しくしていた
同じ流派のお稽古事をしていらしたその方
声をかけて なにくれとなく気にかけていたという
コロナワクチン接種クーポンが届いていない と
仰られたので 役所に電話をしたり 病院に問い合わせ
をしたりしていた
しかし 他人が出来る事には 限界がある・・・
親切を誤解されたり 不愉快な思いもしたかもしれない
ちょうど父上が身罷られる前後に その方はお身内と一緒にご挨拶にいらした
お子さんがいらっしゃらなかったその方は ご親戚を頼って転居されたという
その家があったところが 今更地になっとる
あぁ 売却なさったんだな って思ったとよ
元気ですって 笑顔の写真が送られてきたとよ
一緒に挨拶にいらした姪御さんがメール下さったという
老後ってどう考えてると?
リフォームしたお家にいつから住むと?
人生の半分 いや 2/3を生きた
自分たちの老後 について真剣に考える
友は自分を映す鏡だ・・・
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