★★ 母セツ子(86) 100歳まで 4987日 ★★
旧態依然とした家意識をもつ義理の親 姉妹、それに抵抗してくれなかった夫…
夫が56歳という若さで他界、その後 義父母と決別した友人
そして、かつての義理父が他界 享年90
姻族関係終了届を出したことで 嫁だった彼女は他人になったけれど 息子と義父 孫と祖父の縁は切れない
息子2人は 1/8ずつの財産を相続した
2人の子供が生まれてからずっと教育資金を貰っていた
将来留学するかもしれない
医大に入る事になったら！
教育資金はいくらあっても足りない
貰えるものは遠慮なく貰ったし 全部教育資金に使った
子供たちを前に毎日祖父母への感謝の言葉を口にしながら 内心でお金の為 お金の為! と念じ続けていたという
そして、夫が他界……
四十九日の法要を前に 義理親との縁を切った友人
しかし、息子達は 大学卒業 弁護士合格 入省 を 祖父母宅に報告してきた
自分たちの教育資金の多くが 祖父母の援助であったことを十分理解していたのだ
彼女の教育の賜物だ
元義理父の遺言にこう書いてあったという
若くして亡くなった父親の分まで自由に好きなように
生きて幸せになりなさい
そして時には私のことも思い出して欲しい
88歳の米寿のときの日付
あらーーー いい話じゃないの・・・・
というワタシに彼女はこう言った
どうして10年前にそう言ってくれなかったのかと思う
自由に生きろなんて 信じられないわよ
あの塾にいかせたら？とか 3番以下なんてダメだとか
小学生の時から言われてたのよ
子供や孫に過度に期待したり 過干渉ってやはり良くないよ
姻族関係終了届けは自分が単独で決めた
嫁の自分が縁を切った事で、元義理父も何かを悟ったのかもしれない
まぁ ショックは受けただろうけれど孫とは付き合ってるから 納得はしてるでしょう
自分は子供には干渉しないって決めてる
住まいを売却して 高齢者施設に入居する
2人の息子が 妻帯し孫が出来る前にはそうしたい
どうして遊びに来てくれないの？
お勉強はさせてるの？！とか言いたくなる前に！
ましてや、息子に介護できるわけないでしょう？
自分で自分の老後を決めないと 嫁に何されるかわからないからね
我が身を振り返り判ってる
なかなか立派だ…….
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