★★ 母セツ子(86) 100歳まで 4969日 ★★
久しぶりの御神輿に みんなが笑顔
担ぎ手は やはり若者が多い
若者が重い神輿を担いで声を上げ、汗を流すのをみて 年寄りって嬉しくなるものなのだ
夏祭り そして間もなくやってくる秋の豊穣
かつては声を上げて汗を流し 浴びせられる水に束の間 乾きを癒した事
声援をあげる沿道に 自分を見つめる家族や恋人がいた当時を思いだすのだ
ワタシは祭りと言ったら やはりお囃子が気になる
父の後輩 郷さんに 佃祭りの様子をメール
ワタシが聞いていたのは 佃ばやし♪
昭和二十八年
70年前に奉納された幕
朝鮮戦争の特需で日本の景気が盛り返していた時代につくられたものだろうか?
祭り囃子が聞こえる という ドラマがあった
ドラマがきっかけで結ばれた大スターのマンション
ワタシはその裏に住んでました!
渋谷区民だったワタシ 当時の勤務先は青山
もう 田中康夫の小説の世界なのよっ
住まいの近所 代々木八幡のお祭りには 興味がなかった
ワタシにとって 祭りと言ったら 畑の隣をねり歩くあの神輿なのだ
しかし バブルというのは祭りを作ってしまった
祭りと言っても ネットでのSNS炎上なんてチャチなものじゃない
すんごいカッコして本当に街道をねり歩いたのだ
前髪を立たせて肩パッド入りのジャケット 香水をつけてゴールドの腕時計
周りにいた友人もみんな同じだった
自分が親の介護するなんてこれっぽっちも考えた事も無い
自分も若く、父も 母セツ子も若かった
祭り囃子を聞いて昔を懐かしむ
これって 年をとったという事なのだとしみじみ思う
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