★★ 母セツ子(85) 100歳まで 5155日 ★★
我らがパラダイス 原作 林真理子
NHKでドラマ化 先週の日曜日で 4回目
主役は それぞれの親の介護をしている女性3人
舞台は3人が勤務する超高級介護施設
邦子は兄嫁が家を出たために認知症の父を自宅に引き取り 家族の反対にあう
さつきは父親が末期のがんと知らされ高額の治療を試みる
朝子は失職した弟が家に転がり込んできたことで母との生活が悪化
介護は優しい人間が負ける・・・
わかる わかる だから ワタシは負けないってか?
ワタシが 印象的に感じたのは 主役ではなくて
敵役として出てくる施設の責任者
銀行OBの事務長 の 言葉だ
親の介護に悩む主人公達が 日本は格差社会と言われているけれど介護まで格差なんて酷い！と訴える
事務長 格差反対なんていうのはものすごく図々しいよ
邦子 「私の父は本当に頑張って働いてきましたよ。
運とか、時代のめぐり合わせが悪かったんです。
父のせいだけじゃない」
さつき「うちのお父さんだって、本当に働いてたよ。
たださ、病気になったから蓄えは全部なくなった」
事務長「だから、そんなことは予想できた、って言ってるんだよ。 君たちの父親は、年をとったり、病気になった時の計画をちゃんとたてておかなかった。 それがいけなかったんだよ」
邦子 「うちだって計画をたてていましたよ。
年金が入ってこうしよう、ああしようって。
だけど母が亡くなって自分はボケちゃいました。
老いっていうのに計画を立てても無駄なんです」
老いっていうのに 計画を立てても無駄？
うーーーん なんとも 微妙な感じがする
一理あるけれど 無駄ってことは無いよねぇ
事務長「そもそも日本の保険制度っていうのは間違っている。
お金持っている人も、生活保護を受けている連中も、
等しく同じ治療なんて誰が考えたっておかしい。
介護だって同じだよ。
努力した人にも、努力しなかった人にも、
等しく同じようなものが与えられる。
そんな社会じゃ頑張った人は嫌気がさすよね」
嫌気がさす？かはわからないけれど まぁ ちょっと
文句を言いたくなるだろうなとは思う
高い税金を納めてきて 高い社会保険料払ってきていざ 介護を受けるときの負担割合も高くなる
それって厳しい？と思うだろうなぁ
邦子 「うちの父は一部上場の企業で部長までいきました。
もし私たち子どもがいなかったら、きっとこの施設に入れたと
思うんです。そういう人間がいるってこともわかってください」
事務長「ここの入居者さんの中には、お子さんいない人何人もいらっしゃるよ。
結婚しなかった人も結構いる。
みなさん、ちゃんと自分の将来を見据えて計画を立ててここにいらっしゃったんだ。
子どもを育てたからなんてことは、何の言い訳にもならない」
邦子 「まるでうちの父が悪いようじゃないですか…」
事務長「悪いも何も、子どもにこういうことやらせる親って情けないと思うね。
年とるのも、ボケるのも、みんな予想されてたことじゃないか。 それで子どもをこんなふうに追いつめる。
今さ、日本の年寄りがみんな困ってるのは、自業自得だと思うよ」
こういうこと! と 非難される事を主人公たちは実際にしてしまうのだが、心情的には同情するところもある
まぁ 犯罪行為だから やっちゃいけないことだ
年をとるのも ボケるのも 予想されていた
これは 間違いのない事実で 自分の生活の向上の為、 老後の為にと努力している人もいる
それは間違いないことだと思う
では、努力が及ばない場合は 格差に甘んじろというのか?
いやいや 自分の望む生活を最後まで維持したいなら
計画する
そして出来る範囲での努力はすべきだと思う
だけどよりよい老後の為に貯金を頑張っても
電気代が1.5倍になったら計画 狂っちゃうよね!
でもね・・・ やはり 考えないとね!
★★クリック応援❤お願いいたします(^。^)y-★★
